11月のつぶやき。

 早いもので今年も後60日を残すこととなりました。欧州のプロサッカー試合の映像が日本人選手の活躍を追って毎日のようにTVに流れますが、金融危機の真実は前程放送されなくなりました。何も解決されず問題先送りでしかないのに、それぞれの国(ギリシャとかスペインとか)の国債の償還時期が来る時だけ大騒ぎをするということなのでしょうか。

 そう言えば、世界の金融業界のトップは皆日本語がペラペラなのです。世界に影響を与え続けている日本の金融状況を正確に把握することが如何に大事なことか、を証明している事実ではないでしょうか。世界に合わせようと無理をしているグローバリズムの中にあって、実は世界が日本に合わせようとしているのです。日本人は日本のことを、真実の日本をもっと知る必要があるのではないでしょうか。

 先般、京都大学の山中教授がiPS細胞の研究でノーベル賞を受賞しました。日本も、中国までも「アジア人の快挙」と祝福をしました。この研究で将来何が起こるでしょうか。高価な制癌剤も内臓疾患、皮膚病などのこれまで多大に注ぎ込んだ研究費の結果の「薬品」が売れなくなることが予想されます。欧米の巨大なコングロマリットがこの快挙に黙って指をくわえて見ているとはとても思えないのです。iPS細胞の欠陥を突いて、何とかこの方式を闇に葬ることを画策することが見えるのです。かって「丸山ワクチン」が隅に追いやられたように。

 原子力に依存した発電にも同じことが言えます。「原子力発電」の利権を持つ米国の、新エネルギー誕生への圧力は半端なものではないのです。それこそ潰しにかかるのは自明の理です。太陽光発電風力発電もまだ半製品のレベルでありまだ原子力発電の脅威にはなっていないので米国もだんまりを決め込んでいますが、フリーエネルギーなどが大々的に実用化されるようであれば、その時は何かが起こることは必至です。何事も深く静かにさとられないようにことを進め、あるマジョリティを押さえることが勝利への常道なのです。

 シャープをはじめ、日本の製造業のそうそうたる企業が苦境に陥っています。液晶テレビの不振とか色々マスコミは騒いでいますが、「朝鮮族にいいようにやられた」が真実なのです。彼らは入社すると、巧妙に同じ民族を引き上げ乗っ取る形で企業を私物化してしまうのです。その結果が今あちこちで火を噴いている根本原因なのです。乗っ取られた日本人もだらしが無いが、これらの大掃除も必要な時期にきています。いざとなったら日本人は怖い、という所を見せないといけない時期が来たということでしょうかな。