12月のつぶやき。

 何かが起こるはずの「12月21日」も無事通り過ぎることができました。フォトンベルトによる電波障害が見られたものの、大事に至らなかったのは幸いでした。国際金融では欧州の債務危機の影響がことの他厳しく、各国ともお手上げ状態が続いています。日本頼みの資金も動かず、それでも担当者の獅子奮迅の努力により何とか動く見込みがつき、年明けと同時に明るい未来が開けるようです。

 日本は厄介な隣国に囲まれています。拉致問題を抱えた北は、実は爺さん(金日成)以来父ちゃん(正日)も日本大好き人間でした。その血を引き継いでいる正恩も、夜はNHK国際放送を見ながら高級ブランデーでも飲んでいることでしょう。反日国家南は、環境問題(水の汚染、放射能漏れなど)、ウソの統計で彩られた経済問題などを抱え、国家としては破産状態です。一度堕ちる所まで堕ちないと本来あるべき国家像が描けないかもしれないです。反日だけで国家をスムーズに運営しようとしても、無理なのですな。

 支那は人口が多いだけにもっと厄介です。そう言えば最近読んだ本に、「中国人は規制が大きらい。中国人にやりたい放題させたらどうなると思いますか?強い政府があるからこそ、広大な土地がメチャクチャにならず、きちんと国家が成り立っている。大地震のときでも、一人ひとりがきちんと規律を守って整然と行動できる日本人とはわけが違います」と支那の若者の言葉を紹介していました(中島恵著「中国人エリートは日本人をこう見る」)。

 バブルの崩壊、インフレの蔓延など資本主義国家でも解決が困難な課題が支那を襲っています。五体が汚職にまみれている官僚・政治家共に管理されている共産主義国(社会)が、今後健全に発展するなどどう考えてもあり得ないことです。すでに水面下ではポスト共産主義政権構想が練られています。世界はある日偶然にことが起こるのではなく、調整をしながら進んで行くものなのです。ここでも日本の役割が重要視されているのです。

 肝心な日本はどうなるのでしょうか。上記の観点から、竹島問題も尖閣問題も雌雄を決する程のことはない。本音では、国の再生にどちらも日本の力(資金、技術)に期待をしているフシがあるので、今後起きる両国の行動は国内向けのパフォーマンスに過ぎないと断言できます。経済的には円を益々下げ来年の夏には1ドル1●●円まで持っていく算段です。国内の製造業は活気が出てきますぜ。

 今月21日を無事乗り切った意味は以上のように大きいです。もし乗り切れなかったとしたら、世界の金融・経済のバランスは総崩れし第三次世界大戦の勃発も囁かれた程なのです。今は修羅場を乗り切った担当者に心から感謝をし、心から労わりの気持ちを表したいと思います。来年まであと僅かの日にちです。大晦日を安寧した気持ちで迎えることが出来ることを今更ながら嬉しく思います。